June 19, 2003

1円で会社を作るぞ!ML

元Viral Marketing MLを立ち上げていらっしゃった坂元 康宏さんが新しいメーリングリスト「1円で会社を作るぞ!ML」を開始されました。

FreeML ML情報ページ [1円で会社を作るぞ!ML]
皆さん、はじめまして。「1円で会社を作るぞ!ML」管理人の坂元です。
2月に施行された中小起業挑戦支援法によって、最低資本金の規制が撤廃されたことで、にわかに起業ブームが起きています。
資本金として株式会社では1000万円、有限会社では300万円必要だったのが、たったの1円でも会社を興せるようになったのです!
起業を目指す方にとって、この制度を利用しない手はないでしょう!
そこで、このMLではこの制度を利用して起業を志す方、そして起業家を応援したい方、相互の情報交換の場を提供したいと思います。
現在、日本には不況の嵐が吹き荒れ、閉塞感が漂っていますが、こんな状況を逆手にとって成功をおさめている企業も少なからずあります。
そして、いつの時代にも世の中をリードしてきたのはベンチャー企業です。
できれば、いろいろな方のお力を借りて、起業イベント(セミナー+交流会)を定期的に行なっていきたいと思ってます。

起業しやすい環境が整っていくのはいいことですね。
また、そのためのノウハウを共有できるこういった活動は大切なことだと思います。坂元さんえらいっ!!

すぐに債務超過状態になる1円起業は僕は選択しないと思いますが、起業のハードルになっていた最低資本金制度が暫定的とはいえなくなっていることを知らせるのに、「1円起業」というのは最高のキャッチフレーズだと思います。

次はよく言われている資本の集めやすさの社会的整備ですね。エンジェル層の形成がどのようになされていくのかに注目しています。すぐにお上に何とかしてもらおうとするのは僕ら日本人の悪い癖なので、行政主導のベンチャーキャピタル的活動よりも、健康な資本市場(資本サイクル?)が形成されることが大事でしょう。

そういえば日本のお金持ちってどんな心象風景を抱えていらっしゃるんでしょうね?
お金持ちになったことがないからわからないや。
日本版「となりの億万長者」みたいな本などご存知の方いませんか?

投稿者 yutaka : 12:57 PM | コメント (2) | トラックバック

June 18, 2003

マネジメントの基本技術って

Cnet Japanを読む最大の楽しみとなった梅田望夫さんの「英語で読むITトレンド」にある法則が紹介されていました。

CNET Japan - 梅田望夫・英語で読むITトレンド:利益が出ている会社がなぜ「生ける屍」なのか

横軸に時間軸をとり、縦軸に、売上高、従業員数、製品の知名度、コード(プログラム)の質の4つのカーブを描くとすれば、それらは、ほとんど同じ軌跡をたどる必要がある。これがJoelのいう成長の法則だ。
(1) 売り上げの成長が従業員の成長よりも速くなれば、人が足りなくて顧客サービスが適切でなくなる。
(2)従業員の成長よりも売り上げの成長が遅ければ、経費がかかり過ぎて会社は立ち行かなくなる。
(3)製品の知名度ばかりが上がってもコードの質が追いつかなければ、信用を失う。いったんこれをやると後からいくらコードを良くしてもダメ。


元はJoel Spolskyという人のコメントだそうだ。ソフトウェア企業の理想的成長法則についてのコメントなのだが、「コード」を「品質」に読み替えると結構色々な業態にあてはまりそうな法則ですね。

前の会社もうすぐなくなってしまうことが発表されたばかりで、「どの段階のどの経営判断が間違っていたのだろう」という反省モードに入ることがままあるところだったので、この原則には大いに感ずるところがあります。
(自分は経営者ではなかったので反省モードと言っても深刻さが足りないかもしれないけれど。)

確かに振り返ってみればどこの時点がどの位置だったのかがわかるのですが、企業の成長を求めて走っている最中って言うのは自分のことが一番わからなくなることがあると思うんですね。
成長が早い市場であればなおさらです。他社との比較データを集めて、集計している間にそのデータが陳腐化したりして。
客観的議論をしようと思って、客観的論拠を揃えようと思っても、それは許されない場合があるじゃないですか。

よって、実はここで紹介されている成長理論は確かに理想ではあるのですが、自分の現在位置をマッピングするところに一番の難しさがあるのではないかと思うのです。
スピードの速い市場の企業においては、結果的に経営者の嗅覚部分に頼るところが多くなってしまうわけですね。

だから理論よりもケーススタディを重視される傾向があるのでしょうね。
僕も鍛えなくちゃ、嗅覚。「明日のために嗅ぐべし!、嗅ぐべし!」なんちゃって。

投稿者 yutaka : 11:54 AM | コメント (0) | トラックバック